impression:FORCE OF NATURE/Nujabes/fat jon:Victor Entertainment, Inc., Japan. VICL-61453 3,045yen(tax in)
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FORCE OF NATURENujabesfat jonと、それぞれ個性の異なる3組が並んだセレクション。バラエティに富んだ楽曲で、それぞれが違った角度からこの作品へとアプローチしていることが明確に伝わる構成になっている。
「ヨゴレ担当」(インタビュー参照)のFORCE OF NATUREは、その真骨頂を(07)“the million way of drum”で見せつける。ドラム・フィルをループさせたスリリングなビートに渋いベースライン。緊迫した殺陣のシーンをしっかりと盛り上げる、激しい一曲になっている。逆に彼らにしては珍しいのが、アルバム一曲目の(01)“just forget”で、こちらは甘くまろやかなメロウ・チューン。フルートとハープの旋律がどことなく『ルパン三世』風? 素晴らしい。そしてボムは、全サントラ曲を通じて唯一の日本語ラップ曲となる(03)“日出ズルSTYLE”。現在日本のヒップホップ・シーンで最も勢いのあるNitro Micropone Undergroundから、切り込み隊長のSUIKENとS-WORDが参戦。仰々しいホーンをバックにサムライの心得を彼ら流の語り口で説いていく。
続くNujabesは、相変わらずのヌジャベス・ワールド全開。メロディアスなネタの良さを最大限に引き出すプログラミング・テクニックに疾走感のあるドラム。特にオススメは、メロディックなループをフィルターのニュアンスの変化によって展開させていく(09)“sanctuary ship”、ハウス的な四つ打ちビートを解禁した(14)“world without word”あたりか。そしてなんと言っても、“四季ノ唄”に続くMINMIとのコラボレーション(23)“Who's theme”! 情感たっぷりの歌声に、センチメンタルなコーラス。ヌジャベスにとっても、MINMIにとってもこの曲はキャリア上重要なものになるのでは? そう思わせるほどの名曲がここに誕生した。必聴!!
アルバム終盤はfat jonの出番。低音域はキリッと締まり、中音粋は空間的な広がりを持ち、高音は耳にほどよくクリスピーな質感。こうした音響設計は彼の専売特許であり、なかなか他人が真似できない彼のアートの一部だ。(18)“in position”はその醍醐味に溢れた佳曲。ヘッドフォンか大音量で聴いて欲しい。スネアと共に鳴るハンドクラップには気品さえ漂っている。一転、(20)“not quite seleah”ではユーモラスでいたずらっ子のようなループを披露。インテリジェントでありながら稚気もある、まさに彼の人柄そのものような楽曲に仕上がっている。
01. just forget
02. nightshift
03. 日出ズルSTYLE / FORCE OF NATURE feat.SUIKEN & S-WORD
04. the stroll
05. death wish
06. set it off
07. the million way of drum
08. a space in air in space in air(interlude)
09. sanctuary ship
10. haiku(interlude)
11. tsurugi no mai
12. dead season
13. decade(interlude)
14. world without words
15. kodama(interlude)
16. silver morning
17. bracelet
18. in position
19. night out
20. not quite seleah
21. labyrinth statistic
22. here and there
23. Who's theme / MINMI

Produce : FORCE OF NATURE(01〜07)
Produce : Nujabes(08〜16)
Produce : fat jon(17〜22)
Produce : MINMI & Nujabes(23)
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